雨上がりのハートに大きな虹をかけるんだ

関西Jrを応援しています!

君が隣にいればなんでだろうね 怖くないんだ

Sexy Zoneの「君のためぼくがいる」をなにわ皇子が歌っているのを見たのが私の始まりでした。

 

土砂降りの雨も 真っ暗な夜でも

きみがとなりにいれば なんでだろうね

怖くないんだ

 

と歌う、なにわ皇子の姿が彼らを認識して、初めて知ったときです。

 

たまたま学校を休んだとき、嵐のことを話してくれるJrの番組がある、そしてリアルタイムで見れる、暇だから見よう。そんな些細な始まりでした。

 

最年少だった大西さんは小学5年生。今や成人して21歳の誕生日を迎えた西畑さんもまだ高校生になったばかりの頃。あのときに感じたトキメキと、この子達売れるという確信はいまでも忘れていません。

 

まだその時私はがっつり嵐担だったからいわゆる「推し」の状態だったけど、たくさんたくさん彼らを見てきた。ちょうど私が初めて見たまいじゃにの丈弥さんの回の次から、紫耀くんがやってきたことも全部リアルタイムで観てた。

 

でも環境が忙しくなって、嵐を追うので精一杯になってすっかり彼らの存在は頭の隅に置かれてた。だけどある時、やっぱり彼らに巡り合った。

 

あの時初めて観た時よりも成長している6人に、また私は心を揺さぶられた。応援する。その一択しかなかった。

 

スターマンは毎週毎週見ていたし、なんなら大西さんが出たVS嵐なんて何回も見た。その頃あんまりJrに詳しくなかった私だけど、なにきんの6人だけは知っていた。

 

見るにつれ、ハマるにつれ、よさを知る。知れば知るほど沼に落ちて行く。だって、なにきんって本当に最高だったから。

 

Kin Kan(King of Kansai)、なにわ皇子向井康二、金内柊真、平野紫耀、永瀬廉、西畑大吾大西流星。ずーっとずーっと6人の未来を信じてたよ。

 

けど紫耀くんと廉くんが推されるようになって、東京で舞台に出たりして。なんとなく、そうなのかなあとは思っていたけど、帰ってくるって信じてた。

 

2014年の冬のクリパを私は忘れない。あれが6人揃った最後の舞台だなんて信じたくない。けどそれはとてもとても大切な宝物。6人でいる時の6人の笑顔が本当に本当に好きだったよ。

 

Twitterで見た、なにきんが最高すぎただけってやつ。本当にその通り。キンプリが悪いわけじゃないんだよ。だって本当にみんな頑張ってる。ひとりひとり本当にだいすきだよ。だけど、なにきんに出会っちゃったから、それを超えるものに出会っちゃってたから、ずーっとずーっと重たいヲタクしてごめんね、って思うけどそう簡単に宝物を諦めるわけにはいかなかったんだ。

 

2015年の春に、はっきりと。本当にはっきりとなにきんの世界は離れた。ツッコミ担当の白い壁が退所した。ああ、なんとなく気づいてて気付かないふりをしてたよ。なんでいないのって思うこと、増えてたよ。

 

だけどそれと同時に(その前から)、完全に紫耀くんと廉くんも東京へ上京。終わったと思った。残された康二と大吾と流星の気持ちを考えても考えても、それはうまく汲み取ることはできなかった。

 

みんながみんな葛藤して、苦しんで悩んで。でもそれは一切見せてくれないの。ファンと辛い気持ちは共有してくれないの。ねえ、紫耀くん。紫耀くんは一度も後ろを振り返らなかった。一人で全部抱えて、あなたはどれだけ傷ついたんだろう。

 

キンプリが出来た時の地獄のような感覚はいまでも忘れていない。電車の中でTwitterを見てJr担の友達に慰められたこと、今でも忘れない。そのままデビューしちゃうんじゃないかって怖かった。あれから2-3年。それが現実になってしまう。いつの間にか、関西にいた月日よりも東京にいる月日の方が長くなってたね。

 

私はボケる紫耀くんと廉くんがだいすきだよ。紫耀くんは年下として甘えてるのが好きだったし、廉くんがどれだけたくさん色々と考えてるのかも知ってるよ。たくさん笑って、ヒィヒィ言いながら幸せそうな6人がいまでもだいすきだよ。

 

わかってる、きっと彼らの絆はそんなもんじゃない、デビューしたって変わらないこと。だけど、みんなで一度は見た夢なんだよ。ヲタクもずっとずっと、夢見てたんだ。6人が叶わなくて5人でも、私はそういう彼らが見たかった。

 

諦め悪いから、昨日までまだ関西に戻ってくること諦めてなかったよ。っていうか今もまだ諦めてないよ。何を言われても私の気持ちは変わらないよ。だけど、一区切りつけなきゃいけないのもわかってる。

 

ほんとうはだいすきな紫耀くんと廉くんのデビューを、Jrのゴールでありアイドルの通過点を、おめでとうって祝福してあげたいよ。おめでとうって全然言えない自分が悔しい。

 

だって絶対康二と大吾と流星はおめでとう、頑張れって言う。なのになんで私が言えないの、ファンでしょ、ってどっかの私が言ってる。

 

だけど、そう簡単に好きだった気持ちは消えないよ。ずっとずっと好きだったんだよ。ずっとずっと夢見てた。だけど、彼らだって夢見てたはずなんだ。叶えてあげられなくてごめんね、って思うよ。

 

常にゼロ距離で家族みたいにあたたかくてものすごく可愛くて、かと思えばかっこよく決める時は全員がかっこよく決めちゃって、ものすごく面白くてユーモアセンスに溢れてて、全員が全員に愛がある。誰もメンバーを落とさない笑いがあった。関西のグループならではの温かさに、もっとファミリー感があるあの6人、5人が本当に大好きなんだよ。

 

今や一昨年の夏、「アメフリ→レインボウ」を歌った5人が、今も昨日のことのように思い出されます。六本木のEXシアターと松竹座。離れた場所で、2人だけで、3人だけで。歌う5人の絆は、変わってないって思った。

 

ジャニフワで共演することになって、私も公演を見たけれど、キャッキャ笑う紫耀くんは、完全に昔の紫耀くんだった。その日じゃないレポでも、紫耀くんは関西の仲間に囲まれて楽しかったと思ってる。そしてそれを誰よりも一番喜んで誰よりも一番悔しかったのが廉くんだってことも知ってる。

 

ファンが「しょうこじは」「だいれんは」って言うたびに、流星もいるよって思うのがしんどくて、自分はなにきんのこと好きだけれどなにきん担のことをよく思えない時期もあった。私にとってはしょうこじとかだいれんとか二人くくりじゃなくて5人の絡みを期待してた。

 

たまにポンっ!とみんなから出てくるエピソードのひとつひとつが、本当に宝物だったよ。一番発信し続けてくれた、大吾と廉くん本当にありがとう。

 

たまにまいジャニにゲストとして出ることも、複雑だったけどうれしかった。廉くんが勝手にコーナー作って、わいわいするみんなが本当に好きだった。うれしそうに、楽しそうに、懐かしそうに、だけど時折寂しそうにする紫耀くんと廉くんの帰りをずっとずっと待ってたよ。

 

デビュー組とJrは全然違うから、彼らが同じ土俵に立たなくなることが本当に悔しい。あったものがなくなるってこういうこと。キンプリが嫌とかじゃ本当にないんだよ。岸くんも岩橋くんも神宮寺もかいちゃんも好き。みんなみんな頑張ってる。だけど人間欲が出ますよね。

 

たくさんたくさん思い出がありすぎて、全部が全部仕舞い込めない。溢れて、それを立ち止まって見返してしまう。

 

わたしは廉くんは大西畑とデビューするって思ってたし、誰もが、本人たちも、まいジャニという番組が出来て、このメンバーでデビューするんだって思ってたと思うの。ジャニーズWESTの手紙の回を見返すたび、胸が痛い。

 

紫耀くんの気持ちってわからなそうに見えるけど、ほんとうはすごく繊細でシンプルな考え方を持っているのを知ってる。まいジャニの「手紙」の回のラスト、「絆」の回のラストで紫耀くんが感想を語る時、紫耀くんの思いは溢れてる。東京のレッスンスタジオに行った時も、わざわざジャーニー!って言いに来た紫耀くん。紫耀くんにとっても、関西がとても大切な場所ってことはわかってるよ。

 

いつもなにも言わないから、ファンだって全部を汲み取れるわけじゃないけど、関西への裏切りとかは全然思ってないよ。行くしかなかったってわかってる。多分最初は行きたくないって言ったんじゃないかな。けど、紫耀くんには関西Jrの中に背中を押してくれる人がいたんじゃないかな。そしてその背中を押してくれた人の気持ちを裏切らないように、頑張ってくれてた。

 

紫耀くんは強いなって思ってたよ。ちっともなにも吐いてくれなくて、どんどん前に進んでいく。それは振り返るのが怖かったのかな。振り向いたら、戻ってしまうと思ったのかな。たくさんたくさん大きな仕事をこなした紫耀くんの基盤は、ずっと変わらず関西Jrだよね。キットカットを作って、康二がそんざいに扱って喧嘩するくらい、Kin Kanが好きだったよね。全然離れないくらいKin Kanが好きだったよね。ごめんね、私はあの頃の紫耀くんが大好き。

 

康二はいまなにを考えているのだろう。たしかにジャニーズWESTがデビューしたのも春、相方がいなくなったのも春、今度紫耀くんと廉くんがデビューするのも春。春が苦手だとは言ってきたし、よりそう思うのだろうけど、本人は強くなったと思ってる。泣き虫だった康ちゃんが今や関西Jrのリーダー。後輩を育ててる。

 

康二もあんまり自分の夢を語らないし、紫耀くんと同じでどんどん前に向かっていってしまって、ああまた、階段に登ったんだって成長を感じて。だけど本来なら甘えたいはずだし、紫耀くんと一緒にいたい気持ちもあったはずで。

 

文龍がなにきん3と一緒になることは望んでいないのを知っているし、康二はきっと紫耀くんを求めてたの。新橋演舞場、視線がすれ違う二人を見てたよ。康二ももっともっとわがままでいいんだよ。もっともっと欲を持って欲しい。後輩は大丈夫だよって、大丈夫じゃないけど、あなただけが背負わなくてもいいんだよって思っています。

 

きっとふたりは、仲間の退所もつらかっただろうしまいジャニの「相思相愛」の回で「これからもずっと一緒にいれたらなって思いますし、ずっと僕の面倒も見ててもらいたいです」って言った紫耀くんの言葉がすべてだと思っていて。僕の面倒を見てもらいたい、って完全に紫耀くんは甘えられる相手が康二くんで、きっと感情が豊かな康二くんは本当にあの時泣きそうになったんじゃないかなと思っています。

 

そして廉くんは、絶対に色々な気持ちを持っていると思っていて。廉くんは私のように(笑)「ずっと子供でおりたいわ」の言葉通りにある意味自分に嘘がつけなくて素直で。だから関西→関東の気持ちの切り替えに時間がかかったことも、最後の最後まで頑張ってくれたことも、今も複雑な心境なのもなんとなく分かります。大西畑がどんどん松竹座で見るたびに成長を感じて、自分も一緒にいたいって思ったこともあったんじゃないかな。

 

誰よりも仲間が好きで、スケジュールがパンパンなのにこの間のクリパは大西さん座長公演は初日に、そして兄組公演はその後一旦東京に帰ってからまたきてくれたよね。いつもいつも大阪に足を運んでくれる廉くんのあたたかさは、みんなの心に響いてると思います。

 

私は空気が読めなくて、お子ちゃまみたいな発言する廉くんが大好きで、まいジャニのあの狭いスタジオで大爆笑してる廉くんがいまでも忘れられないよ。どんな時でも、一途に関西を想ってくれてありがとう。だいすきだったよ。

 

大吾くんは、白い壁が退所して紫耀くんと廉くんが関西から去って、突然エースの看板を背負わされて、最初は戸惑っただろうし自信もなかったんじゃないかな。だけど大吾くんはちゃんと私たちファンと向き合ってくれて、今や絶対的エースになってくれました。仕事を勝ち取る天才です。

 

大吾くんは紫耀くんと廉くんの専門カウンセラーだと思っています。いろんな相談事聞いて、頑張れって背中押してるのは大吾くんだと思うし、廉くんと同様、ずっとずっと「紫耀と廉」とのエピソードを発信し続けてくれていました。たくさん頑張りすぎて、倒れたこともあったね。横を見て、仲間を見て、って心配になったこともありました。大吾くんを側で見続けて、負けてられないって成長したのは、大西さんだよ。

 

大西さんは最初っから最後まで大事なことは何一つ言わなかった。たまに紫耀くんと廉くんの話をするけれど、なにきんがなくなって…とか、そういったことは全然言わなかった。大西さんは経験しなくてもいい辛さをその年齢で経験しすぎだよって思うけど、いつだって大西さんが思うのは「仲間の力になりたい」だったと思う。

 

大西さんはきっと康二くんにも大吾くんにも、紫耀くんにも廉くんにももっと頼って欲しくて、力になりたいってずっと想ってたんじゃないかな。「大西さんはそのままでいいよ」と周りは言ったかもしれないけど、ずっとずっとお兄ちゃんが大切で、力になりたかったんだよね。紫耀くんと廉くんがいなくなって、壁がいなくなって、大西さんはすごく成長したよね。16歳で座長公演したよ。

 

松竹座で重岡さんが観覧した時、わたしの友達がその公演を見ていたの。忘れもしない、退所したはずの白い壁の話。その時康二はわかりやすく舞台に逃げて、大吾と流星も戸惑ってた、って。絶対に康二くんも大吾くんも大西さんも思い出になんかできてなくて、辛い思いが隠されているのに、絶対に前を向いて歩いてくれてたの。

 

もちろん今でもキンプリは嫌というか、なんでなにきんちゃんたちがデビューできなかったんだろう。あの子達は絶対売れるのにって思いが強い。だけど、二人がデビューしたからって三人が負けないことも知ってる。

 

東西でトップ張って、いろんな経験をして、また5人が交わる日を待ってたよ。交わる日はもう来ないかもしれないけど、だけど磨いたスキルは無駄じゃないよ。

 

廉くんと紫耀くんに負けないグループで戦えるように三人も頑張ろうね。あーーーー、なにきんが好きだっていう思いはまだ全然消えてくれないけれど、頑張ろうって思う気持ちはあるよ。

 

King&Prince(平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太岩橋玄樹)って書かれてる新聞見て、現実見た(笑)笑ってる顔、最高に可愛かったよ。

 

おめでとう。

 

ありがとう。

 

だいすきだったよ。

 

がんばれ。

 

がんばろう。